2014年12月13日(土)
公開シンポジウム「乾燥地における樹木・森林の生理と生態」のご案内
日時 2014年12月13日(土)13:00より
場所 岡山大学 創立50周年記念館 多目的ホール(および1階交流サロン)
http://www.okayama-u.ac.jp/tp/profile/50kinenkan02.html
○主催 岡山大学大学院環境生命科学研究科
○共催 鳥取大学乾燥地研究センター、
○後援 日本緑化工学会、日本沙漠学会
○参加費 無料 (※事前にお申込みください)
○概要
世界各地の乾燥地で植生の劣化や森林の荒廃が拡大しています。乾燥地生態系の劣化は砂漠化土地の拡大や黄砂発生などの地球規模の環境問題を引き起こします。乾燥地の生態系を保全し、持続的に利用しながら、自然と人々の生活を守っていくためには、乾燥地に特有の生態系の維持メカニズムを総合的に解明し、適切な管理技術を開発していかなければなりません。本シンポジウムは、北東アジアから中東までの様々な乾燥地生態系を取り上げ、乾燥ストレスに対する樹木の生理と森林の生態についての研究成果を概説していただき、乾燥地生態系の統合管理について考えることを目的としています。
○プログラム
司会進行:坂本圭児(岡山大学大学院環境生命科学研究科)
13:00 ~ 13:05 開会あいさつ
研究科長 神崎 浩(岡山大学大学院環境生命科学研究科)
13:05 ~ 13:50 基調講演:乾燥地における樹木・森林の生理と生態
吉川 賢(岡山大学大学院環境生命科学研究科)
13:50 ~ 14:20 モンゴルの乾燥地における植生の劣化とその影響
山中典和(鳥取大学乾燥地研究センター)
14:20 ~ 14:50 中国西北地方のオアシス地域における生態環境と人間活動との相互作用
秋山知宏(東京大学大学院新領域創成科学研究科)
14:50 ~ 15:20 休憩
15:20 ~ 15:50 流砂環境と常緑針葉樹Juniperus sabinaの生活史
大手信人(東京大学大学院農学生命科学研究科)
15:50 ~ 16:20 木部通水性から見た樹木の耐乾性
三木直子(岡山大学大学院環境生命科学研究科)
16:20 ~ 16:50 乾燥・高塩分環境に生きる植物の水利用戦略
松尾奈緒子(三重大学大学院生物資源学研究科)
16:50 ~ 17:20 乾燥地沿岸に自生するマングローブの生態
中島敦司(和歌山大学大学院システム工学研究科)
17:20 ~ 17:25 閉会あいさつ
副研究科長 木村邦生(岡山大学大学院環境生命科学研究科)
○その他
・本シンポジウムに関連する内容についてのポスター展示も予定しています。
・学会HPから案内(PDF版)がダウンロードできますのでご活用下さい。
○お問い合わせ・お申込み先(※準備の都合上、事前にお申込みください)
岡山大学大学院環境生命科学研究科 三木直子
〒700-8530 岡山市北区津島中1-1-1 TEL: 086-251-8377,
E-mail: miki@okayama-u.ac.jp