2014年12月20日(土)
平成26年度 東北復興支援シンポジウムのご案内
平成26年12月8日
日本沙漠学会乾燥地農学分科会会長
的場 泰信
乾燥地農学分科会では,復興に役立つ研究成果を被災地におられる多くの皆様に広く知っていただくため、下記のとおり講演会を開催いたします。
テ ー マ:津波浸水および地盤沈降地域の将来の利用を見据えた自然資源の調査と国内外の類似環境下における事例の調査
開催日時:平成26年12月20日(土曜日) 13:00~15:00(シンポジウム)
15:30~16:30(エクスカーション)
開催会場:わたり温泉鳥の海 2階会議室
(宮城県亘理郡亘理町荒浜字築港通り41-2 Tel 0223-35-2744)
主 催:日本沙漠学会乾燥地農学分科会,国立大学法人東北大学大学院農学研究科
共 催:公立大学法人秋田県立大学
協 力: (株)大林組,(株)タケエイ,(株)環境科学コーポレーション
概 要:社会基盤の再整備後の安定した生活や生産のためには、持続的に利用できる資源が必要である。また、農家、農村の自立支援のためには、現地のニーズに合わせた息の長い活動が重要で、在来技術の有効性を科学的に裏付けていく活動もまた非常に有効である場合がある。本シンポジウムはこれらの課題と解決方法を考えるために行う。
参加条件:なし
参 加 費:無料
申 込:事前申込みを歓迎,当日参加もできます。電子メールまたはFAXに,①氏名,②TEL,③FAX,④E-mail,⑤所属をご記入の上,事務局宛にまでお送りください。
※ご提供いただいた個人情報はこの講演会の準備・運営のみに使用させていただきます。
[申込先/事務局]
秋田県立大学 生物資源科学部 生物環境科学科 自然生態管理学研究室(担当:石川)
FAX:018-872-1677 E-mail:owner-cadal@iijnet.or.jp
事務局HP:http://www.jaals.net/学会の活動-分科会など/分科会-乾燥地農学/
そ の 他:本シンポジウムは、公益財団法人 経団連自然保護協議会・公益信託 経団連自然保護基金の平成26年度助成事業です。
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平成26年度 東北復興支援シンポジウム プログラム
総合司会:菅野均志,東北大学助教
■シンポジウム (13:00~15:00)
13:00 開会の辞 的場泰信(乾燥地農学分科会 会長)
13:10 基調講演
津波被害を受けた農地土壌の概況とその対策について(南條正巳,東北大学教授)
13:40 講演
亘理町の津波堆積土の特徴と土壌改良による利用例(杉本英夫,大林組技術研究所主任研究員)
14:00 講演
湿地植生ヤナギの特徴とその利用について秋田県での実証例(石川佑一,秋田県立大学准教授)
14:20 休憩
14:30 全体討論 パネルディスカッション(モデレーター:押田敏雄,麻布大学教授)
特別コメンテーター(佐藤 茂,京都府立大学教授)
15:00 閉会の辞 南條正巳(前日本土壌肥料学会 会長,東北大学教授)
■エクスカーション(15:30~16:30)
大林組・東北大学大学院農学研究科の共同研究の試験圃場(亘理町浜吉田近く)の見学
※エクスカーションの参加は、任意です。シンポジウム会場から各自の車で移動します。
※試験圃場の案内地図は、シンポジウムの資料と別に配布します。