日本沙漠学会 第25回学術大会プログラム

場所:東京都市大学・横浜キャンパス

 

大会概要

期日:2014531日(土)~61日(日)

場所:東京都市大学横浜キャンパス/3号館2

   総会・公開講演会     :32A教室        研究発表会    :32H教室

   ポスター発表会        :33H教室        理事会          :32D教室

   沙漠誌分科会総会          :32B教室

 

開催スケジュール

 

531日(土)

61日(日)

08:3009:30

受付

09:0010:15

研究発表会・セッション3

09:3009:40

開会式

10:1510:20

休憩

09:4011:45

研究発表会・セッション1

10:2011:10

学会賞受賞者記念講演

11:4512:30

昼休み

11:1512:00

研究発表会・セッション4

12:3013:30

ポスター発表コアタイム

12:0013:00

昼休み

13:3014:30

総会・学会賞授賞式

13:0014:45

研究発表会・セッション5

14:3014:40

休憩

15:00

閉会式

14:4016:10

公開講演会

 

 

16:1016:20

休憩

 

 

16:2017:35

研究発表会・セッション2

 

 

18:0020:00

懇親会

 

 

 

参加費

   大会参加費             日本沙漠学会会員 :4,000円

                                  学生会員           :2,000円

                                  会員以外           :8,000円

                                  (事前登録者については予稿集1冊含む)

   予稿集                   1冊 2,000円

    公開講演会             無料

 

日本沙漠学会 第25回学術大会実行委員会

           実行委員長       :吉﨑真司(東京都市大学)

           実行委員        :大西暁生、咸泳植(東京都市大学)

連絡先             :吉﨑真司

224-8551 横浜市都筑区牛久保西3-3-1

東京都市大学環境学部

TEL045-910-2556 FAX045-910-2557

E-mailjaals.2014@gmail.com

 

懇親会費                      :一人4,000円

1日目】 口頭発表 :2014531日(土)午前

セッション1(9:4011:45)座長:縄田浩志(秋田大学)・森尾貴広(筑波大学)

NO

時刻

題  目(○は発表申込者)

O1

09:4009:55

北アフリカ地域における高等教育の輸出産業化の可能性

森尾 貴広

筑波大学国際部、筑波大学北アフリカ研究センター

10

O2

09:5510:10

南部アフリカ半乾燥地帯の小農による土地資源管理―ザンビア,シナゾングゥ地域における家畜飼育の事例―

石本 雄大、宮嵜 英寿、田中 樹

総合地球環境学研究所

11

O3

10:1010:25

衛星画像を利用したビクトリア湖の水生植物分布の時系列解析

伊東 明彦1、石山 隆2

1宇宙技術開発株式会社、2千葉大学

13

O4

10:2510:40

メスキートの降雨パルスに対する発芽と実生成長応答特性の評価

依田 清胤1、宮脇 亮2、辻 渉2、齋藤 忠臣2M A Elbasit3A M Eldoma4、星野 仏方5

縄田 浩志6、井上 知恵7、安田 裕7

1石巻専修大学理工学部生物科学科、2鳥取大学農学部、3GEMES Univ Johannesburg

4Sudan Univ Sci Tech5酪農学園大学環境システム、6秋田大学国際資源部、

7鳥取大学乾燥地研究センター

15

O5

10:4010:55

外来侵入植種メスキートの地下水吸水

安田 裕1、依田 清胤2、齋藤 忠臣1、石山 俊3、縄田 浩志4Mohamed A M Abd Elbasit5

1鳥取大学、2石巻専修大学、3総合地球環境学研究所、4秋田大学、5ヨハネスブルグ大学

17

O6

10:5511:10

SCS-CN法に基づいたジブチ共和国の未観測流域における日流出量推定

広兼 達也、豊田 裕道、島田 沢彦、渡邉 文雄

東京農業大学大学院農学研究科

19

O7

11:1011:25

ハードパン破砕手法がEucalyptus camaldulensisの生存率におよぼす影響

○菅沼 秀樹、1宇都 木玄2、高橋 伸英3、田原 聖隆4、江頭 靖幸5、小島 紀徳1

1成蹊大学、2森林総合研究所、3信州大学、4産業技術総合研究所、5大阪大学

21

O8

11:2511:45

西オーストラリア州大規模植林地域における土壌化学性及び炭素固定評価

酒井 祐司1、庄司 博紀1、小川 顕1、平岡 由圭1、菅沼 秀樹2、加藤 茂2、小島 紀徳2

1工学院大学工学部、2成蹊大学

23

昼休み:11:4512:30

 

1日目】 ポスターセッション :2014531日(土) 終日

ポスターセッション・コアタイム:12:3013:30

 

1日目】 総会及び学会賞授与式 :2014531日(土)午後

総会及び学会賞授与式 13:3014:30

 

1日目】 公開講演会 :2014531日(土)午後

公開講演会

題  目

講演1:14:4015:10

中国の生態環境補償

井村 秀文

横浜市立大学グローバル都市協力研究センター・特任教授

講演2:15:1015:40

ウオーターフットプリントと水情報の見える化に関わる国際的動向

伊坪 徳宏

東京都市大学環境学部・教授

講演3:15:4016:10

中国武漢・長江周辺域の水保全に向けた環境教育パッケージ教材の開発と人材育成

佐藤 真久

東京都市大学環境学部・准教授

1日目】 口頭発表 :2014531日(土)午後

セッション2(16:2017:35)座長:島田沢彦(東京農業大学)

NO.

時刻

題  目(○は発表申込者)

O9

16:2016:35

タクラマカン沙漠周辺の土地被覆の長期変動とその人間活動

石山 隆

千葉大学環境リモートセンシング研究センター

25

O10

16:3516:50

新疆における食糧生産.社会因子.自然条件の関連性

シャオケイテイ アジ1、デリヌル アジ2、近藤 昭彦3

1千葉大学大学院理学研究科、2新疆師範大学地理科学与旅遊学院

3千葉大学環境リモートセンシング研究センター

27

O11

16:5017:05

河西回廊地域の自然・土地利用と沙漠化対策への提言

周 建中

東京成徳大学人文学部

29

O12

17:0517:20

衛星リモートセンシングによる中国内モンゴル自治区における植生変動とその要因解析

布和宝音(ブヘボイン)1、近藤 昭彦2

1千葉大学大学院理学研究科、2千葉大学環境リモートセンシング研究センター

31

O13

17:2017:35

中国内陸沙漠に生育する沙鞭(Psammochloa vilossa)を用いた防風・防砂の検討

○深石 洋1、吉﨑真司2

1株式会社パスコ、2東京都市大学

33

懇親会:18:00~ 学生ホール

 

 

2日目】 口頭発表 :201461日(日)午前

セッション3(09:0010:15)座長:関山絢子(東京農業大学)

NO.

時刻

題  目(○は発表申込者)

O14

09:0009:15

北西インド・ラージャスターン農村部における家畜飼養と資源利用

宮嵜 英寿1KP Singh2、遠藤 仁1、田中 樹1

1総合地球環境学研究所、2ラージャスターン研究所 インド

35

O15

09:1509:30

タミル ナードゥ州南部における小規模農民の農業変化と生業動態

ムニアンディ ジェガディーサン1、宮嵜 英寿2、田中 樹2

1タミル ナードゥ農業大学、2総合地球環境学研究所

37

O16

09:3009:45

カザフスタン南東部における農産物の輸入増加と施設栽培の導入

渡邊 三津子1、古澤 文2

1奈良女子大学 共生科学研究センター、2愛知大学国際中国学研究センター

39

O17

09:4510:00

ウズベキスタン、Ustyurt台地のTaqirタキール地形におけるソ連式帯水層形成試験について

牛木 久雄

41

O18

10:0010:15

北東アジア半乾燥草原における分光データのスケールアップについて

平野 聡

独立行政法人国際農林水産業研究センター(JIRCAS

43

休憩:10:1510:20

 

2日目】 学会賞受賞者記念講演 :201461日(日)午前

10:2010:45 日本沙漠学会賞 学術論文賞 北村義信氏

題目:乾燥地における最適な水利用による食糧生産・環境保全に関する一連の研究

10:4511:10 日本沙漠学会賞 奨励賞   石本雄大氏

題目:アフリカ半乾燥帯における小規模農民および牧民の生存戦略に関する研究

※いずれも、講演プログラムは当日配布

 

 

 

2日目】 口頭発表 :201461日(日)午前

セッション4(11:1512:00)座長:渡邊三津子(奈良女子大学)

NO.

時刻

題  目(○は発表申込者)

O19

11:1511:30

内モンゴル「半農半牧」地域における農地の大規模化経営とその問題点

永 海1、星野 仏方2、ソリガ1

1酪農学大学大学院酪農学研究科、2酪農学園大学

45

O20

11:3011:45

マルチの被覆率が土壌面蒸発抑制に及ぼす影響

樫野 充1、渡邉 文雄1、鈴木 伸治1Hayat Khan Shams2、,高橋 悟

1東京農業大学地域環境科学部、2東京農業大学大学院農業工学専攻

47

O21

11:4512:00

フィルムマルチの色が地温とトマトの収量に及ぼす影響

○ハヤット カン シャムス1、渡邉 文雄2、鈴木 伸治2、高橋 悟3

米山 正博3Said Jafar Hassani4

 1東京農業大学大学院、2東京農業大学地域環境科学部、

3公益社団法人国際農林業協働協会、4アフガニスタン農業省国立農業研究所

49

昼休み:12:0013:00

 

2日目】 口頭発表 :201461日(日)午後

セッション513:0014:45)座長:菅沼秀樹(成蹊大学)・鈴木伸治(東京農業大学)

NO.

時刻

 (○は発表申込者)

O22

13:0013:15

20133月の三宅島・御蔵島および5月の志摩半島南方での液体炭酸人工降雨実験

真木 太一1、守田 治2、鈴木 義則3、西山 浩司4、脇水 健次5

1国際農林水産業研究センター、2福岡大学環境未来オフィス、3九州大学名誉教授、

4九州大学工学研究院、5九州大学農学研究院

51

O23

13:1513:30

愛媛県西条市・新居浜市付近での液体炭素人工降雨実験

○真木 太一1、守田 治2、西山 浩司3、鈴木 義則4、脇水 健次5

1国際農林水産業研究センター、2福岡大学環境未来オフィス、3九州大学工学研究院、

4九州大学名誉教授、5九州大学農学研究院

53

O24

13:3013:45

雨滴衝撃の微粒子飛散に対するフミン酸塩の耐水性団粒化による抑制効果に関するPIV解析

矢沢 勇樹、浅川 友佑、武田 弘

千葉工業大学

55

O25

13:4514:00

トラフ型集光器と真空断熱ガラス管を用いた蒸留式淡水化装置に関する研究

百崎 太郎1、田川公 太朗1、實野 孝久2

1鳥取大学地域学研究科地域創造専攻、2大阪大学レーザー研

57

O26

14:0014:15

沙漠地帯における淡水化農業の可能性

實野 孝久1、浜部 薫2、三納 清司2、百崎 太郎3、田川公 太郎3

1大阪大学 レーザーエネルギー学研究センター、2関西環境管理技術センター

3鳥取大学地域学研究科地域創造専攻

59

O27

14:1514:30

日本人の沙漠に対するイメージと理解―国立科学博物館来場者へのアンケート結果に基づいて

縄田 浩志

秋田大学国際資源学部

61

O28

14:3014:45

乾燥地災害学の体系化:4Dプロジェクト

○篠田 雅人

名古屋大学 環境学研究科

63

閉会式:15:00

 

 

 

 

 

 

1日目】 ポスターセッション :2014531日(土) 終日(コアタイム:12:3013:30

 

NO.

題  目(○は発表申込者)

P01

乾燥地半乾燥地の地表水と地下水における理化学性の特性中国内蒙古自治区阿拉善盟を事例として

○咸泳 植、根本 磯一、吉﨑 真司

東京都市大学環境学部

65

P02

乾燥地・半乾燥地での人為的干渉による集積層に関する研究

○咸泳植、根本 磯一、吉﨑 真司

東京都市大環境学部

67

P03

中国の社会経済成長と地域別水資源利用の特徴-2000年以降の特徴に着目して-

○大西 暁生1、石峰2、井村 秀文3

1東京都市大学環境学部、2山東省科技発展戦略研究所、3横浜市立大学

69

P04

インド北西部半乾燥地における畜力揚水灌漑システムの利用とその変容―ラージャスターン南部を事例として

○遠藤 仁1K P シン2、宮嵜 英寿1、田中 樹1

1総合地球環境学研究所、2JRNラージャスターン ヴィディヤピート大学 インド

71

P05

中国内蒙古額済納旗の胡楊林の更新特性

○李 暁剛1、李 玉霊2、張 国盛3、王 林和3、吉川 賢1

1岡山大学大学院環境学研究科、2河北農業大学、3内蒙古農業大学

73

P06

チュニジア中部におけるローズマリーの過伐採による周辺環境の変化

○川田 清和1Abderrazak Smaoui2、礒田 博子3

1筑波大学生命環境系、2ボルジュセドリアバイオテクノロジー研究センター、

3筑波大学北アフリカ研究センター

75

P07

モンゴル草地におけるMODIS BRDFデータによる植生構造錯乱指数を用いた植生評価

○五関 大海、島田 沢彦、関山 絢子、豊田 裕道

東京農業大学大学院農学研究科

77

P08

内モンゴル新バルグ右旗における草原の種組成の年変動と放牧圧の関係

○胡 暁星1、上條 隆志2、烏云娜3、川田 清和2

1筑波大学生命環境科学研究科、2筑波大学生命環境系、3大連民族大学

79

P09

新疆ウイグル自治区イリ・カザフ自治州直轄県市における農産物輸出の現状

○古澤 文1、渡邊 三津子2

1愛知大学国際中国学研究センター、2奈良女子大学共生科学研究センター

81

P10

GPS首輪を用いた長時間の家畜の放牧行動の記録とその意義

○手代木 功基

総合環境科学研究所

83

P11

スーダン共和国カッサラ州における外来植物メスキート(Prosopis juliflora)の家畜による分布拡大の評価

○西村 一也、星野 仏方、縄田 浩志

酪農学園大学大学院酪農学研究科

85

P12

中国内モンゴル自治区における退耕還林効果の検証

○小田 玲実、趙 明宇、星野 仏方、金子 正美

酪農学園大学大学院酪農学研究科

87

P13

つくば市におけるダストパテイクルカウンターで観測された20133月の砂嵐の粒径特徴について

○杜 明遠1、脇水 健次2、真木 太一3

1農業環境技術研究所、2九州大学、3国際農林水産業研究センター

89

 

 

 

 

 

日本沙漠学会公開講演会

 

日時:平成26531日(土) 14:1516:00

場所:東京都市大学横浜キャンパス32A教室

テーマ:中国の生態環境問題と水環境保全

オーガナイザー: 吉﨑真司(東京都市大学)

 

【趣旨】

 

 今回の公開講演会では、「中国の生態環境問題と水環境保全」というテーマで、3人の先生方に講演をお願いすることにしました。中国の経済発展はめざましいものがありますが、一方ではPM2.5の大気環境問題を抱えており、日中韓三カ国が協力して環境改善に取り組み始めました。最初の井村秀文先生は東アジア、特に中国の経済発展と環境問題をご専門としており、黄河流域の水資源管理についても研究の対象としています。伊坪徳宏先生はライフサイクルアセスメントがご専門で、今回はウオーターフットプリントという視点から環境負荷の削減の見える化について語っていただきます。佐藤先生は、アジア太平洋地域における国際環境協力、持続可能な開発のための教育(ESD)をご専門としており、現在東京都市大学が中国の武漢大学との間で実施している「水環境教育パッケージの開発と人材育成」についてお話をいただきます。

 いずれのご講演も、今まで沙漠学会ではあまり取り上げてこなかった内容を含んでいると思いますので、興味あるお話を聞くことができると思います。皆様の積極的な参加をお待ちしています。

 

【講演タイトル及び講演者等】

 

講演1:

14:3015:00

中国の生態環境補償

井村 秀文

横浜市立大学グローバル都市協力研究センター・特任教授

 

 

講演2:

15:0015:30

ウオーターフットプリントと水情報の見える化に関わる国際的動向

伊坪 徳宏

東京都市大学環境学部・教授

 

 

講演3:

15:3016:00

中国武漢・長江周辺域の水保全に向けた環境教育パッケージ教材の開発と人材育成

佐藤 真久

東京都市大学環境学部・准教授

 

 

DT-16/International Conference on Arid Land (Nov. 10-12)will be held in Tokyo

Venue

Tokyo International Exchange Center, Plaza Heisei 

Planned schedule of submission of presentations and registration

Deadline of abstract submission: 20 April 2025 (JST 23:59)

 

Notification of acceptance: Middle of May 2025 (JST 23:59)

 

 

Registration and payment deadline: 10 October 2025 (JST 23:59)

 

 

Deadline of paper submission: 20 October 2025 (JST 23:59)

学会誌《沙漠研究編集業務について 2018/4/1

28巻1号より株式会社共立に編集業務を外部委託することになりました.

学会事務の一部を外部委託することになりました 2016/8/2

会員管理・会計業務・サイト管理等の学会事務を7月より株式会社共立に外部委託することとなりました.

学会誌「沙漠研究」Vol25 (2015)~ J-STAGE公開
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"Journal of Arid Land Studies" is open to public  from vol. 25 (2015) via J-STAGE

・「砂漠化の原因・現状」について

・「砂漠化防止の国際的取り組み

                               について

鳥取大学乾燥地センターの解説)

Kosa blowing over the East China Sea from the mainland China. ©NASA
Kosa blowing over the East China Sea from the mainland China. ©NASA