2016年1月24日(日)
日本緑化工学会 乾燥地緑化研究部会 第21回公開シンポジウム
「乾燥地の生態系とその課題」
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5. 西豪州における温暖化対策植林と塩害・湛水害対策植林
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世界各地の乾燥地において進行している生態系の劣化(砂漠化)は,砂嵐の発生や温暖化の促進を通して農業生産に多大な影響を与えています。これらの生態系劣化に歯止めをかけるためには砂漠化土地の修復とその利用が持続的に行われるための方策を考えなければなりません。そこで,本シンポジウムでは世界各地の乾燥地を取り上げて,それぞれの生態系の特徴や課題についての知見を共有し,砂漠化土地の課題と対策を考えていくために,「乾燥地の生態系とその課題」というテーマで,シンポジウムを続けています。今回は,西オーストラリアの乾燥地生態系を取り上げて,話題提供を頂きます。乾燥地にもそれぞれ特徴があり,個性があることが分かることで,乾燥地生態系の保全・修復やその持続的利用のための新しい展望が見えてくるのではないかと期待しております。多くの皆様のご参加をお待ちしております。
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●日時 平成28年1月24日(日)13:30より
●場所 成蹊大学14号館5F演示室 (http://www.seikei.ac.jp/gakuen/accessmap/)
●主催 日本緑化工学会乾燥地緑化研究部会
●共催 日本沙漠学会
●参加費 無料
●プログラム:
司会進行:吉﨑真司(乾燥地緑化研究部会 幹事,東京都市大学環境学部 教授)
13:30~13:35 開会のあいさつ 吉川 賢(乾燥地緑化研究部会 会長)
13:35~14:20(40分間講演,5分間質疑)
西豪州乾燥地・半乾燥地での生態植林の課題 ‐乾燥・塩害・湛水害‐
菅沼 秀樹(成蹊大学理工学部 客員研究員)
14:20~14:30 休憩
14:30~15:15(40分間講演,5分間質疑)
温暖化対策植林としての乾燥地植林
江頭 靖幸(東京工科大学工学部 教授)
15:15~16:00
塩害・湛水害対策植林としての半乾燥地植林
宇都木 玄(森林総合研究所植物生態研究領域 チーム長)
16:00~16:10 休憩
16:10~17:00 質疑応答と総合討論
(コーディネーター:山中典和(乾燥地緑化研究部会 幹事,鳥取大学乾燥地研究センター 教授))
(登壇者:講演者(菅沼 秀樹,江頭 靖幸,宇都木 玄),プロジェクトリーダー(小島紀徳))
●問い合わせ先:
日本緑化工学会 乾燥地緑化研究部会
会長: 吉川 賢 岡山大学大学院環境生命科学研究科 (電話086-251-8987)
E-mail: kenchan@okayama-u.ac.jp
幹事: 山中典和 鳥取大学乾燥地研究センター(電話0857-21-7039)
E-mail:yamanaka@alrc.tottori-u.ac.jp
吉﨑真司 東京都市大学環境学部(電話045-910-2556)
E-mail:shin@tcu.ac.jp
三木直子 岡山大学大学院環境生命科学研究科 (電話086-251-8377)
E-mail: miki@okayama-u.ac.jp